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中村俊輔も退団、どうなる横浜FM。揺らぐ名門はゼロからのチーム再建、今季の苦戦は必至か

 投稿者:東京新報  投稿日:2017年 1月 9日(月)17時28分28秒
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  マリノス完全崩壊しますね。横浜市にも責任があります。
マリノススクールでの数々のトラブル。


マリノス不祥事の記事
http://9321.teacup.com/sinpo/bbs/2248


フットボールチャンネル 1/9(月) 13:09配信

横浜F・マリノスの今季は厳しい戦いが待ち受けているのではないか。これまでチームを牽引してきた中村俊輔が退団。ピッチ内ではゼロから戦術面など練り直しが必要だ。それ以外にもベテラン選手の扱いや練習環境など問題は山積。名門は揺らいでいる。(取材・文:舩木渉)

成績不振だった指揮官は続投。その一方で功労者には……

名門の迷走が止まらない。

 Jリーグ創設時から存在する“オリジナル10”のうちの1つであり、これまで一度もJ2降格を経験したことのない横浜F・マリノス。そんな日本屈指の名門クラブが崩壊の危機に瀕している。

 クラブの象徴だった中村俊輔や榎本哲也の退団が、その迷走ぶりを物語っているだろう。彼らは本来なら横浜FMで現役を終えるべき選手であり、クラブが正常な状態であれば退団を決断することはなかったはずだ。

 そもそものきっかけは、2014年から提携しているシティ・フットボール・グループ(CFG)とクラブ側の意識の違いが大きくなってきたことにある。

 最たる例は、エリク・モンバエルツ監督の去就問題だ。昨季、来日2年目を迎えた指揮官はJ1で10位に終わり、1年目の成績を下回った。それだけでなく1年目に用いた堅守速攻の形を捨て、新たに中途半端なポゼッションを導入したことや、練習方法、選手起用などに問題があった。

 若手を積極的に登用したという数少ないポジティブな要素こそあったものの、一部の選手たちは不満を募らせていき、モンバエルツ監督の求心力は失われていった。そして3年目を迎えるにあたって監督交代があると思われていた。

 ところが、結局はモンバエルツ監督の続投が決定。CFGの意向が強いと見られている。ここ10年で最低の成績を残した監督が指揮を執り続けることに、選手だけでなくサポーターからも不満が続出した。

 新シーズンに向けた契約更改時にも問題が起きた。長年クラブに貢献してきた元日本代表DF中澤佑二に対し、大幅な減俸を提示。38歳にして3年連続全試合フルタイム出場を果たし、第一線で活躍できることを証明している選手に、提示された額はふさわしくなかった。

 さらに横浜FMを長きにわたって支えてきたベテランスタッフたちも、その多くが契約満了を告げられてクラブを去ることになった。チーム強化に関する権限を持ち、契約更改などを主導するというCFG側の担当者とクラブ側との間に溝ができているのではないか。

練習環境は劣化。選手らのストレス増

結局中澤に対してはすぐに条件の再提示を約束し、クラブは社長名義で「ファン、サポーターの皆様へ」という声明文を発表。事態の収拾に追われることとなった。栗原勇蔵や小林祐三といった功労者たちへの対応も本人だけでなくファンやサポーターの怒りを買った。

 生え抜き、功労者、大ベテラン……横浜FMと選手の別れは辛いものが多かった。特に2011年の松田直樹との別れは、いまもサポーターの心に傷として深く刻まれている。チーム屈指の人気選手だった松田の退団を経験した過去があるため、クラブの不誠実さには敏感に反応してしまう。

 いまの横浜FMには“顔の見えない誰か”が多すぎる。その筆頭が昨年3月にスポーティングダイレクターに就任したアイザック・ドル氏だ。それまでチーム統括本部長だった下條佳明氏に代わってトップチームの強化や編成を担当することになったが、就任のリリースにも顔写真がなく、その後公の場に顔を見せたこともほとんどない。

 1995年から2002年まで名古屋グランパスの育成部門に携わっていた経験があるとはいえ、周囲とのコミュニケーションや、Jリーグの文化や慣習への理解が足りていないのではないかと邪推してしまう。

 ただでさえ2016年は横浜FMにとって変化の年だった。みなとみらいにあったマリノスタウンが借地契約の満了により閉鎖となり、練習拠点が新横浜に移転。それにともないグラウンドとロッカールームなどその他の施設が離れているなど選手たちにとってはストレスが増えた。

 Jリーグの各クラブは年々練習環境の向上を図っているにもかかわらず、リーグ屈指の名門がその流れに逆らうといういびつな状況。実際にプレーする選手からしてみれば到底受け入れられるものではない。

 先日、ついに中村俊輔のジュビロ磐田移籍が発表された。直後に横浜FMは「中村俊輔選手の移籍に関して」という異例の声明をクラブ公式サイトに掲載。その中の「弊クラブはこれからも『皆さまに愛される 強い横浜F・マリノス』の実現を目指し、邁進して参ります」という一文に、一抹の不安を覚えた。

以前「愛されたい」と宣言したあるクラブのことが頭をよぎったからだ。横浜FMと同じく“オリジナル10”の1つだったクラブは今まさに再建の真っ最中。そして、どちらのクラブも同じように背後から見下ろす巨大な責任企業の影がちらつく。

 2017年、横浜FMはゼロからの再出発となる。ピッチ上ではこれまで中村俊輔を中心に構築されていた戦術なども全てゼロから練り直さなければならない。これまでにない苦しく、険しい戦いが待ち受けているだろう。

 昨年11月末、サポーター有志が練習場に横断幕を掲げたことが話題となった。

「選手にもファンにも愛されるクラブ作りは出来ていますか?」

「タイトル奪取の為に経験のある中堅ベテランの力も絶対必要」

「社長や監督は来ては去る。しかしファンとの絆は揺るがない。来年も共に戦おう」

 果たしてこの声はクラブに届いたのだろうか。クラブ側の判断が正しかったのか、そうでないのかを証明する唯一の判断基準は2017年シーズンの結果だ。ファンやサポーターは愛情が尽きない限り共に戦ってくれる。

 ただし、愛想を尽かされたらそれで両者の関係は終わってしまうということを肝に銘じておかなければならない。彼らは愛するがゆえに誰よりも厳しくクラブの行く末を見つめている。

(取材・文:舩木渉)
 
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