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第27回椎の実会例会のご報告

 投稿者:石橋健正  投稿日:2018年 5月 9日(水)13時28分48秒
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  南へ張り出した前線が雨と冷気を齎し、ひんやりとした一日、28人の仲間(新入会員1名を含む)が三田の萬来舎に集いました。新年度を迎え当会も新たに安井俊一さん(59年経卒)、平田晶敏さん(72年工卒)のお二人が幹事団に加わり4名体制で運営していくこととなりました。何卒引き続きご協力の程お願い申し上げます。
本日は根橋(輝一)東京囲碁三田会会長が来会され、来る6月3日(日)日本棋院本院で開催される同会第3回大会のご案内方々ご挨拶をされました。早速指導碁のご快諾を頂き、懇親会の歓談にも参加していただきました。機会を見ての参加も要請いたしました。乞うご期待ですね(根橋さんは塾囲碁部の黄金時代を築かれた立役者のお一人。当会会友)。
 ところで会友とは一味違う立場でご指導いただいている方が茅野恭弘さん(中等部第1回生。57年政卒)。茅野さんの棋力は76点(7段)ゆえ、会友クラスに2子でコミもらい、当会のトップクラスとは2子の手合いというところ。対局するやすぐ届きそうな感触を得たり、一歩がなかなか大変とお感じになったり、さまざまでしょう。囲碁部出身に非ずして茅野さんクラスの棋力を有する人はほんの一握りとか。若かりし頃の茅野さんは湘南の海に好きなヨットを浮かべ、ゴルフ、クルマ(レーサーのライセンスを持つ)など絵に描いたようなアウトドア派。ところが36歳にして大きな転機が訪れる。ひとつは父君の早逝で家業(酒類の輸入販売)を引き継ぐ。もうひとつはヨットによるアクシデント(ロープが指に絡まり、複雑骨折。爾来ものをしっかり握れなくなる)。インドア派への転向を余儀なくされる。そこで行きついたのが父君の好きだった囲碁(自宅に高川格を呼んで指導を受けていたほど)。たまたまホームグラウンド(銀座のバー、クラブが得意先)で「坂田道場」(7丁目付近)を見つけ、茅野さんの囲碁熱に火が付いた。自営業の強味で暇を見ては顔を出すうち、たちまち常連となる。当時名人、本因坊を独占した坂田人気はまさに飛ぶ鳥落とす勢い。道場はプロ、アマが蝟集し、熱気に溢れ侃々諤々の由。気の利いた席亭のお蔭でいろんなタイプと手合わせしたが、全然勝てない。周りは口出し勝手放題の連中が群がり、最後は誰が打っているのやら分からなくなる始末。半年を過ぎるあたりからボツボツ勝てるようになり、碁が面白くなってきた。52歳で家業を後進に譲り、いよいよ道場へ入りびたりの生活となる。茅野さんは徹底的に実戦(と局後の検討)で鍛え抜いた人、と言えそうですね。若手の台頭で何時しか坂田の全盛期も終わりを告げ、茅野さんも銀座の所有ビルの最上階(7階)に碁席を設け、オーナー兼席亭の自適の生活に入る。そこへ舞い込んだのが塾の囲碁サークル(銀座慶応囲碁同好会。旧ユニコン倶楽部囲碁会の有志の集まり)。そこを拠に親交を深め、今日の囲碁三田会との繋がりになっている。茅野さんは出会った当初から「根橋君には2子ではとても勝てない。コミをもらってもダメかな。80歳を過ぎてボケも入ってきたし」とおっしゃる。ところが対局者の多くが「茅野さんは強くなっている感じ。こちらのボケの進度が早いのか、キャリアの差というものか」と。ますます盛んな茅野さんに、どうぞ気軽にチャレンジしてみて下さい。老婆心ながらひと言。決して手抜きを期待されること勿れ。

 今後の例会のスケジュールは6月12日(火)、7月10日(火)、8月は夏休みです。また別途幹事からご案内いたします。多数のご参加をお待ちしております。なお、第2回大会も予定しておりますが、決まり次第ご案内申し上げます。
 
 
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